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シリコーンの加工と用途

出所:精利盛|作者:admin|発表時間:2018-08-15 11:30:00

シリコーンはその優れた特性や、さまざまな形態から、あらゆる製品に使用されている。その分野は多岐に渡っており、エレクトロニクスから、自動車、事務用機器から、食器や調理器具、台所用品、日用品、おもちゃ、コーティング剤、医療用、シリコーン型、など非常に幅広い。

その形態もゴム状のものからプラスチック状のもの、オイル状まで、あらゆる形態を取る。そのいずれにも、シリコーンの特性の部分でご紹介したような、優れた特性が活かされている。とりわけ馴染み深いシリコーンの製品といえば調理器具などが挙げられるだろう。

優れた耐熱性から、お玉、パスタレードルといった調理器具に始まり、絶縁性があることから電子レンジで使用することができる圧力鍋なども登場している。また、シリコーンの温度安定性は熱だけではなく冷気にも強いということが挙げられるが、こうした温度安定性を活かし氷をつくるためのアイスキューブトレイなどでも使われている。

また、シリコーンの非粘着性は型として使用され、さまざまな製品の金型として活躍している。こうしたシリコーンの成形品の加工は、基本的に金型による成形で行われる。

シリコーンは加熱すると固まる熱硬化性の特性を持つが、液体射出成形や押出成形、熱硬化性樹脂の代表とも言えるコンプレッション成形で作られることが多い。一方、シリコーンは成形品としてだけではなくオイル状として使用されるケースも多い。

シリコーンがオイルとして使用される場合には、シャンプーや化粧品といった日用品から、エレクトロニクス製品まで幅広く使用される。ここでは身近な代表的なシリコーン製品を例にその加工と用途をご紹介しよう。